クリントイーストウッドの作品は私も拝見させていただきました。もっともリアリズムすぎているのかどうかわかりませんが、重く暗く単調で、非常に見ていてつらかった思い出があります。内容が辛いというよりもそっちの方の辛さでした。
硫黄島の戦いの悲惨さは私もよく分かります。栗林中将の苦労やオリンピックメダリスト騎兵将校の戦車隊の活躍、様々なエピソードはありますが、なんといっても一番苦労したのはモグラのように地中で戦い抜いた将兵たちだろうと思います。その2万とも3万とも言う将兵たちの犠牲を作らないと言う作戦目標は、令和の時代の人権的感覚からは絶対的な正義であるようにも思います。しかし昭和の時代においてそれが絶対的な正義たり得るかはまた別の話であるようにも思います。
今やイフ戦記は、単に負けを覆す爽快物語ではなくなりました。尋常一様ならぬ人間模様の相克を超えて、どこまでやれるか進化したイフ戦機の面白さを楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「硫黄島~」と「父親たちの~」は二本で1セットという映画でしたが、ようやく日米戦争を客観的に見られる時代になったと感慨深いものがあった記憶です。
硫黄島は史実をリスペクトしつつ、架空戦記ならではのシーンも取り混ぜて描写しました。
大阪山、大坂山?
あと、この34話だけではありませんが、台詞の「」の後ろを忘れていることが(推敲中に消えた?)ときどきあります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
大阪山、みたいですね。
砲台陣地があったらしいです。
セリフ「」、気づいたら直しますね。
硫黄島で日米で演習を行う時は合同慰霊祭を行うようですが、まさか…
いずれにせよこの世界ではそんな壮絶な事にならない事を祈ります。
ってもう完結してますけど。