応援コメント

最終話 君は、独りじゃない」への応援コメント


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    ひとまず最終話まで読了しました。数年ぶりに読み返しても爽やかな読後感がたまらない、色褪せない名作でした。
    一人の少年が背負うにはあまりに重たい過去と苦悩、傷付いた人々の悲しみ、しかしそれら全てを乗り越えて、道程は続いていくのだという前向きなメッセージ性と……とても堅実かつ高い実力を感じられる作品でした。構成力と文章力はズバ抜けていると思います。

    最後に勇者の剣からの誘惑をロークが拒絶する部分も良かったですね。どのキャラにも役割があり人生があり、それぞれに抱えるものがある『人間』を描き切ったのは素晴らしいの一言です。

    きっと何年経っても『面白かったWeb小説』として忘れることはないでしょう。内容の良さに比べて認知度や評価が少ないのは非常に勿体ないですが、自分も含めて最後まで読んだ人間には、『ダタッツ』の生き様や戦いが心に刻まれると思います。とにかくメッチャ面白かったです!

    この後の番外編や断章、シリーズの他作品もまだまだ楽しんでいこうと思います!

    作者からの返信

     本編最終話まで見届けて頂き、誠にありがとうございます! 数年越しでもこれほど楽しんで頂き、「色褪せない名作」と評して頂けたこと、作者として大変嬉しく思います。
     勇者の剣からの誘惑をロークが拒絶するシーンは、「力だけの強さの否定」という、ある意味本作を最も象徴する場面でもありました。何年経っても……という及川先生のお言葉は、認知度や評価を得られるような作品作りを目指す上で、とても励みになります。
     他のシリーズ作品も楽しんで頂けると幸いです! 応援ありがとうございました!