ひとこと紹介にあるように思えた時間を感じました。
きっと二人の時間はありままの自分でいられる拠り所なのだろうなと思え、胸が温かくなります。
そして、
これはさらなる成長ができるために記すお節介で、
申し訳ありませんが、
小説として書くための最低限のルールを今以上に守ることができたら、さらに素晴らしくなると思います。
しかしそれ以上に気にかかるのが、
ここでは描かれていない二人の時間。
それは二人の時間が終わった時、それはお互いが独りの時、堪(た)え難(がた)いのだろうと思います。肝心な時にそばにいられないことも、あるのだろうかと想像してしまい胸が少し辛い。
読後感が温かいだけではない、たくさんのものが詰まった物語に感じました。