017・アニメが聖書に劣ると、誰が決めたんですか?

「半分近く持っていかれた、だと!?」


 弾かれたように首を捻りつつ、アモンは驚愕の声を上げた。


 アバドンとの戦いの最中、一方通行でしかなかった七海との繋がりが、相互通行になったことはアモンも感じていた。そして、七海が想力行使を成功させたことも。


 だが、それらに対し、アモンが何かしらの行動を取ることはない。どちらもアモンから見れば些末なことだ。


 世界にその名を轟かせ、膨大な想力を有するアモン。そんなアモンにとって、七海が消費する想力など微々たるもの。素人によくある目分量での想力行使であり、明らかに無駄のある使い方であったが、アモンは気にも留めなかった。


 幼い子供が水や電気を多少浪費したようなもの。わざわざ目くじらを立てるようなことではない。


 しかし、つい先程の想力行使。こればかりはアモンも看過できなかった。


 なぜならば、アモンが有していた膨大な量の想力。その半分近くを、七海は一度に消費したのである。これほどの大量消費は、想力体として悠久の時を過ごしたアモンにとっても、初めての経験であった。


 御柱七海は、大悪魔アモンの半身を生贄にして、規格外のなにかを今まさに具現化している。 


「あの女、いったい何をしでかした!?」


 ついには体の動きを止め、困惑のままに声を上げるアモン。久しく忘れていた未知との遭遇が、アモンから戦いを忘却させた。


 そして——


「勝機!」


 そのアモンの停滞を、アバドンは見逃さない。


 身を隠していたイナゴの軍勢から飛び出し、姿を露わにするアバドン。死角からアモンに急接近しつつ、自身の肉体を変質させる。


 口だ。


 目以外の器官を備えていないように思えたアバドンの顔が、上下左右四つに割れ、その内側から巨大な口が現れる。


 その口は際限なく広がり続け、すでにアモンの三倍近い大きさにまで広がっていた。アバドンは、その口を更に広げながら、アモンへと迫る。


「しまっ——!」


 ここで、アモンもようやくアバドンの接近を察知し、我に返った。自身の体たらくを嘆きつつ、慌てて後ろを振り返る。が、時すでに遅し。アモンの体は、アバドンの口内へと飲み込まれる寸前だった。


 アバドンは蝗の大量発生、蝗害を神格化した存在である。それ故に、蝗害に由来したある特性を有していた。


 蝗の群れが通過した後には、全ての草本類が食い尽くされ、何も残らない。多くの生物が、飢餓という地獄に叩き落とされる。


 古来より、幾度となく人間を苦しめ、アバドンという形で神格化されるにまで至った、その特性。蝗が群れを成し、蝗害と名を変えたときに発現する、あの特性。


 暴食。


「失態だ」


 そう呟くアモンの姿が、アバドンの口内へと消えていき——


「私の勝ちです! アモン卿!」


 アバドンは高らかに勝ち誇り、その巨大な口を閉鎖した。




     ◆




「何が起きた?」


 自身の尻尾の先、七海へと伸ばした毒針を見つめながら、巨大イナゴは呟いた。


「何が、起きた?」


 巨大イナゴは再度呟く。自身の尻尾、真っ赤に染まった自慢の毒針を見つめつつ、震える声で。


 現在巨大イナゴの毒針は、余すことなく真っ赤に染まっていた。だが、それは七海の血ではない。


 飴だ。


 舐めると甘い、お菓子の飴。


 巨大イナゴの毒針は、今や真っ赤な飴で円形にコーティングされており、見る者の笑いを誘う、シュールな姿へと変貌を遂げていた。


「何が起きたぁあぁぁああぁ!?」


 三度目は、呟きではなく怒りの絶叫だった。巨大イナゴは体を左右に振り、イナゴの象徴ともいえる毒針がリンゴ飴さながらの姿に変わってしまった原因を、血眼になって捜す。


 そして気づいた。


 御柱七海の姿がないことに。


 すぐ隣にいる樹梨と、少し離れた場所にいる空羽が、ポカンとした表情で空を見上げているということに。


 巨大イナゴは、人間二人の視線を頼りに体を動かし、つい先程七海が体を打ちつけた街灯、その天辺へと視線を向けた。


 そこで見つける。


 街灯の上に、抜群の安定感で直立する、黒衣の女の姿を。


「てめぇ、何もんだ?」


 眉間には皺を、こめかみには青筋を立たせ、ドスの利いた声で巨大イナゴは尋ねる。すると、黒衣の女はその言葉を待っていたとばかりに口元に笑みを浮かべ、漆黒のエプロンドレスと、腰にまで届くストレートロングの黒髪を靡かせながら、威風堂々と名乗りを上げる。


「襟元光るは希望の印! 夜天に輝く五つ星!」


 名乗りの途中であったが、巨大イナゴの顔から感情が消えた。空羽、七海と同じく、ポカンとした表情で黒衣の女をただ見つめる。


 そんな三者の視線の先で、黒衣の女は一切の迷いなく体を動かし、一連のものと思しき名乗りを、断固として続行した。


「甘い香りに誘われて、出てきた悪を切り伏せる! 邪気を消し去る調味料!」


 黒衣の女は、ここで銀色のケーキナイフをどこからか取り出し、右手の上でクルクルと回す。ほどなくしてケーキナイフに変化が起きた。回転する度に徐々に巨大化し、体積と質量を増していく。


 すでに刀と見紛うほどにまで巨大化したケーキナイフを、今度は体全体を使って縦横無尽に振り回す黒衣の女。街灯の上という不安定な足場であるにもかかわらず、実に見事な剣舞を披露する。


 そして——


「魔法洋菓子職人ソルト! お菓子な魔法で、悲劇も喜劇に変えちゃいます!」


 切れ長の目でウインクをすると同時に、ケーキナイフを右手でキャッチ。次いで、凛々しくも可愛らしい決め台詞と、決めポーズを炸裂させた。


 都内某所の住宅街に、黒衣の女の――否、魔法洋菓子職人ソルトの声が、他の一切の音をかき消して響き渡る。七海とまったく同じ声が、とても美しい澄んだ声が、どこまでもどこまでも木霊した。


 ソルトの名乗りが終わり、圧倒的な沈黙がその場を支配した。誰もが動かず、誰もが喋らず、時間が止まったかのような錯覚に囚われる。


 その沈黙を破り、再び時間を動かしたのは——


「く、くく……」


 巨大イナゴの失笑だった。「もう我慢できない」と言いたげな顔で、耳障りな笑い声を口から漏らしている。


 ひとしきり笑った後、巨大イナゴはソルトに向かって突撃した。正確には、ソルトの肉体を自身の体の上に具現化、上書きしている、御柱七海に向かって、であるが。


「ぎゃははは! 想力の基本も知らねぇド素人が、笑わせてくれるぜ! 別人の体を具現化して、体に上書きしても無駄なんだよ! 体と自我が一致してなけりゃ——ぶほ!?」


 突撃しながら口を動かす巨大イナゴだったが、その言葉を最後まで言い切ることはできなかった。イナゴの攻撃を見て取ったソルトが、ケーキナイフを更に巨大化させ、左から右に一閃。ケーキナイフの腹で巨大イナゴを無遠慮に殴り飛ばしたのである。


 不意を突かれた巨大イナゴは、一切の防御行動ができないまま吹き飛ばされ、横回転で地面を転がった。次いで、信じられないといった顔でソルトを睨みつつ、体を起こす。


「て、てめぇ、よくもやりやが——ぶふぉ!?」


 巨大イナゴは、またしても言葉を言い切ることができなかった。今度は真上から振り下ろされたケーキナイフの腹に押し潰され、その身をアスファルトにめり込ませることになったからである。


 ケーキナイフをハエ叩きのように振るい、巨大イナゴを叩き潰したソルト。その姿を唖然とした様子で見つめつつ、空羽が小声で呟いた。


「アニメキャラクターの肉体を自身の体の上に具現化、上書きし、能力だけに飽き足らず、武器まで完全再現している? た、確かに、具現化したアニメキャラクターの自我を、多重人格として自身の中に有している七海さんなら、理論上は可能かもだけど……」


 今、この場で起こっている事象。想力の性質上、本来ならばありえない異常事態。その詳細を、七海の秘密を事前に聞いていた空羽だけが、正確に把握、理解していた。


 七海は、自らの体の上にソルトの肉体を具現化、上書きした後、肉体のコントロールを多重人格であるソルトへと譲渡したのである。これにより、肉体と自我が完全に一致。七海は、身も心も魔法洋菓子職人ソルトとなることで、具現化した肉体に秘められたポテンシャル、そのすべてを引き出していた。


 顔が違う。骨格が違う。服装が違う。体の基本性能が違う。身に纏う雰囲気が違う。ソルトと化したその肉体には、御柱七海の面影などまるでない。完全に別人である。


 ただ、両者の声だけが同じで、とてもとても美しかった。


「でも、そんな……できるのか? 心も、体も、他者に譲り渡すようなまね、人間に?」


 理解はしていても、戸惑いを隠せない。唖然とした顔のまま自問を繰り返す空羽。そんな空羽に向けて、ソルトが口を開く。


「門条空羽さん」


「は、はい! 七海さん——じゃなくて、今はソルトさんなのかな? えっと……」


「今はソルトでお願いします」


「で、では、ソルトさん。なんでしょう? 僕に何か?」


「あの蟲の相手は私がします」


 ソルトがこう口にした瞬間、空羽の顔から戸惑いの色が消えた。ソルトは更にこう続ける。


「ですから、空羽さんはそちらの女性をお願いします。この無益な戦いを終わらせるために、彼女を——」


「ストップ!」


 右手を突き出しながら大声を上げ、空羽はソルトの言葉を遮った。そして、困惑の表情で首を傾げるソルトに向けて、次の言葉を紡ぎ出す。


「わかりました。もうわかりましたから、それ以上は言わないでください。あなたがそこから先を口にしちゃ駄目だ。あなたは、夢と希望の体現者なのだから」


 空羽はこう言うと、稲葉樹梨を鋭い眼光で睨みつけた。一方の樹梨は、助けを求めるように巨大イナゴに視線を送る。しかし、地面にめり込むその姿を見て取るや否や、空羽に背中を向け、全力で走り出した。


 そう、逃げたのである。


 戦闘を放棄し、逃走を開始した樹梨。その後ろ姿を見据えつつ、空羽は覚悟を感じさせる声で言う。


「汚れ仕事は、僕に任せてください」


 この言葉を残し、空羽は樹梨の後を追った。


「ありがとうございます、空羽さん。そして、ごめんなさい」


 優しい言葉を残し、進んで汚れ役を引き受けてくれた空羽。そんな空羽に向けてお礼と謝罪の言葉を口にし、ソルトは小さく頭を下げる。そして、頭を上げると同時に表情を引き締め、ケーキナイフの下にいる巨大イナゴを見据えた。


 その、直後——


「がぁぁああぁあぁ!」


 巨大イナゴがケーキナイフを弾き返し、体を起こした。怒り狂った表情で、ソルトのことを睨みつける。


「もうただじゃ済まさねぇ! てめぇは殺す! 俺の手でぶち殺してやる!」


「あら? あなたは人が殺せないのでは?」


 ケーキナイフを元の大きさに戻しながら尋ねるソルト。その問いかけに、巨大イナゴは忌々しげに鼻を鳴らす。


「は! アニメキャラは制約の対象外だ! さっさと殺してやるから感謝しろ! 毒でのたうち回るよりかは幾分か楽だろうよ!」


「毒で? その尻尾ではどのみち無理でしょう?」


 空いている左手を口元に運び、巨大イナゴを挑発するかのように微笑むソルト。次いで、前方に向かって小さく跳躍。街灯の天辺から地面の上へと軽やかに降り立った。そして、エプロンドレスのスカートを指先で軽くつまみ、ドレープを美しく見せながら、巨大イナゴに向けて優雅に一礼。


「では、改めまして自己紹介を。世界に五人しかいない、五つ星の魔法洋菓子職人の一人、ソルトと申します。無塩バターと天然岩塩の黄金比の研究をしておりまして、この二つの扱いならば、全魔法洋菓子職人の中でも随一だと自負しております。そして、もう一つ。これだけは誰にも負けないと断言できる特技がございます。それは——」


「死ねよやぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!」


 ソルトの自己紹介が終わるのを待たず、巨大イナゴが動いた。


 背中の底無し穴からイナゴの卵を一斉に産卵し、空中に放り出す。次いで、ソルト目掛けて突撃。尻尾を豪快に振りかぶった後、横薙ぎに動かした。


 巨大イナゴの尻尾が鋭い風切音と共にソルトに迫る。にも拘らず、ソルトは動かない。大地に咲く一輪の花のごとく悠然と佇みながら、次の言葉で自己紹介を締め括る。


飴細工キャンディクラフト


 瞬間、ソルトの周囲に真紅の壁が出現。


 飴だ。


 光沢のある飴の壁が、ソルトに迫る巨大イナゴの尻尾の前に、突如として立ち塞がったのである。


 直後、その飴の壁に、イナゴの尻尾が激突した。


 そして——


「ぐ……」


 巨大イナゴの口から悔しげな声が漏れる。鈍い音こそしたものの、飴の防壁には罅ひとつ入っていない。


「くそがぁぁあぁ!」


 巨大イナゴは尻尾を機敏に動かし、ありとあらゆる角度からソルトを狙う。その攻撃に、卵から羽化した眷属版のイナゴ四匹も加わり、業火のごとき手数でソルトを攻め立てた。


 しかし——


「くそ、クソくそ糞くそぉぉおぉ!」


 それらすべて攻撃が、飴の防壁に阻まれる。


 飴の防壁は、あらゆる攻撃に瞬時に反応。その形状を流体的に変化させ、ソルトの全身を隈なくガードする。死角は何処にも見当たらない。


 魔法の飴によるフルオート絶対防御。アニメ・魔法洋菓子職人シュガーではお馴染みの、ソルトの固有能力だ。


 そして、鉄壁の守りを誇るソルト自慢の魔法の飴は、防御だけが取り柄ではない。ソルトの指示一つで、その有りようを瞬時に変える。


「キャンディ・ランス!」


『ピギィ!』


 ソルトを攻め立てていた眷属版のイナゴたちが、飴の壁から無数に飛び出した円錐状の槍にその身を貫かれ、串刺しとなった。即座に絶命し、空気に溶けるように消えていく。


「ぐ……ゴポォ!」


 飴の槍は、想力体である巨大イナゴの外骨格をも容易に貫き、深々と突き刺さる。紫色の体液を口からぶちまけて、巨大イナゴは体の動きを止めた。


「せえ——の!」


 動きを止めた巨大イナゴの眼前で、ソルトはケーキナイフを両手持ちし、蛇腹状の腹部目掛けて水平切りを繰り出した。


「ごはぁあぁぁあぁ!?」


 飴の槍が砕ける音と共に、真横から突き刺さるケーキナイフ。巨大イナゴの体が天高く吹き飛ばされた。


「な、なぜだ……?」


 地面に落下した後、巨大イナゴは悔しげな声で言葉を紡ぐ。


「なぜだ? なぜだぁぁあぁあ!?」


 怒りの絶叫と共に体を起こし、翼は使わず足で地面を蹴る巨大イナゴ。その巨体でソルトを押し潰そうとでも思ったのか、斜め上からの体当たりを敢行した。しかし、そんな考え無しの攻撃が、ソルトの絶対防御を突破できる訳がない。巨大イナゴの体は、ソルトの眼前で飴の防壁に阻まれた。


 衝突の衝撃で、全身の傷口から紫色の体液が噴き出る。だが、それでも巨大イナゴは足掻き、もがいた。三本の足で飴の防壁を破ろうと、何度も何度も殴打を繰り返す。


「なぜだ!? なぜ俺がこうも一方的にやられる!? ヨハネの黙示録に、かの新約聖書に名を刻むこの俺が! 下賤な大衆娯楽のアニメキャラごときにぃいぃ!」


「アニメが聖書に劣ると、誰が決めたんですか?」


 少し不機嫌そうにこう告げると、ソルトはケーキナイフを一閃。飴の防壁に張りつく巨大イナゴの体を袈裟斬りにする。切りつけられた巨大イナゴは、たまらず体の動きを止めた。


「アニメのキャラクターが、聖書の登場人物に劣るなどと、誰が決めたんですか!?」


 返す刀で逆袈裟斬り。その後も、ソルトの攻撃は止まらない。


「アニメは神話や舞台芸術とはまた違う、新時代の表現技法です! 様々な情報媒体を通して人々に夢と希望を与える現代の英雄譚! 全世界に胸を張って誇るべき新たな文化なのです! 決して! そう、決っして! 神話や聖書、芸術に劣るものではありません!」


 高らかに言い放つと共に、ケーキナイフでの斬撃を止めるソルト。今度は右足を動かし、滅多斬りにされ、事切れる寸前といった様子の巨大イナゴを、斜め上に向けて豪快に蹴り飛ばす。


「まあこれは、全部七海からの受け売りですけどね」


 こう呟いた後で、小さく舌を覗かせるソルト。次いで、蹴り飛ばした巨大イナゴに向けて左手を突き出した。


 瞬間、巨大イナゴの体に突き刺さっていた飴の槍に変化が起きる。その形状をドーナツ状の拘束具へと変え、巨大イナゴ体を空中で磔にした。


 すべての足と尻尾、胴体を拘束され、文字通り身動き一つできなくなる巨大イナゴ。そんな巨大イナゴを斜め下から見据えつつ、ソルトはケーキナイフを両手で持ち、頭上へとゆっくり動かした。


「では、最後にお見せしましょう。これが本家本元の!」


 ソルトの言葉に呼応して、大上段に構えられたケーキナイフが闇色の光に包まれる。そして、ほんのわずかな溜めの後、ソルトはケーキナイフを垂直に振り下ろし、最強と自負する斬撃魔法を解き放つ。


「シュバルツ・バルダー!」


 闇色の斬撃が、空中で磔にされている巨大イナゴに迫る。


 そして——


「がぁぁあぁぁあぁ!! 認めねぇ! 認めねぇぇぇえぇぞぉぉおぉちくしょぉぉおぉおぉ!!」


 その体を、真っ二つに両断した。


 絶命し、空気に溶けるように消滅していく巨大イナゴ。友人である七海を傷つけた憎むべき敵の最後を見届けながら、ソルトはこう口にする。


「追加注文は、なさそうですね」

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