登場人物

登場人物一覧(随時更新)

○ミルゼリカ・レングランド・カナーシャ(ミルカ)

十五歳。

赤髪短髪の少女。帝国三大貴族であるカナーシャ家の次女。

非常に元気で明るく、その身体能力は男子にも引けを取らないほど。魔甲機を操る腕前はそこそこだが、持ち前の猪突猛進さで、A班では上位の操縦術を誇る。

地頭はなかなか良いのだが、頭に地が上りやすい為、駆け引きは苦手。

野望は帝国陸軍最高司令官。


○ライカント・トゥル・フォード(ライカ)

十五歳。

魔甲機の生みの親、アレクシア・フォードの孫で、ミルカの無二の親友

。腰まで伸びる金髪と、十五歳とは思えないほどの胸が特徴的な少女。

大人しそうな顔と、おっとりとした口調から想像できないほど毒を吐く。

身体能力は決して低くないが、運動が嫌いな為体力は無い。が、魔甲機の操縦術はA班では一番。


○マグナ・リズガルド・ウルフ(マグナ)

十八歳。

筋骨隆々の体躯と人よりも高い身長。それに加えて金髪のショートモヒカンと、その見た目から不良に思われがちだが、根は真面目で誠実な青年。その肉体の通り、身体能力はずば抜けて高い。が、頭はあまり良くなく、不器用さも相まって魔甲機の操縦術はイマイチ。

ちなみに彼の髪型は天然で、頭部の中央のみにしか毛が生えていない為である。


○アキサス・ディスト(アークス)

十六歳。

黒髪黒目の少年で、基本的に無口なタイプ。だったのだが、ひょんなことからA班代表になってしまった為、口数が多くなった。

その為彼が基本無口だということを知っている人間は少ない。行動は消極的で要領良く生きていたのだが、猪突猛進なミルカに絡まれることが多く、結果人の倍以上大変な人生を送ることとなる。

身体能力、頭の良さ、魔甲機の操縦術は平均点だが、どうやらそれ以外にも特殊な技を持っているようだ。

多分この作品で一番不遇な少年。


○エマリン・プリアラモード(エマリン)

十五歳。

全体的に丸い体型と、左右に垂らしたパーマを巻いた金髪のツインテールが特徴的な少女。実家は帝国内でも有数の商人で、貴族にも知り合いが多い。

その見た目に反して、身体能力はミルカにも引けを取らない。しかし身体は重いらしく、体力はライカにも劣る。

全ての能力においてミルカといい勝負をし、彼女とは良きライバル関係と言える。


○レイカ・フォースフィールド(レイカ)

年齢不詳。本人曰く二十三歳。

帝国陸軍第一師団直属魔甲大隊の第五魔甲兵器科を率いる女士官。

ミルカ達の教官でもある。

ボサボサの黒髪と、目元に浮かんだ深い隈は不健康そのものだが、その引き締まった体は一流の軍人そのものである。

普段はだらしが無いが、いざ軍務となると鬼の様に動き、魔甲大隊では一目置かれている。


○タンラー・リオン・カイゼルヴァント(タンラー)

十五歳。

茶髪天パの少年。

父に帝国陸軍軍師であるメンサ・リオン・カイゼルヴァントを持つ。

天才的な用兵術を持ち、いずれは父の座を受け継ぐと期待されている。

銀縁眼鏡を愛用しているが、視力が悪い訳では無くオシャレのため(本人談)


○キキョウ・ユカゲ(キキョウ)

十五歳。

漆黒の長髪が自慢のクールビューティ。

東方の島国「ヤマト」の血を引き、幼い頃からヤマトの戦士である「ニンジャ」の修行を積んでいる。

身のこなし、知能はかなり高く、タンラーの側近を務めている。が頭が固く要領が少し悪い為、よくタンラーに叱られている。

見るものが羨む引き締まった体型をしているが、本人は胸の小ささを気にしている。

その為ライカとは根本的に気が合わないでいる。

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