親しみやすいキャラクターに、自分を重ね合わせてしまう。
でも、いかがわしそうな人もいて、ちょっと怖い。
読んでいて、映像が浮かんでくる。
行間が適切なので、スピードあふれる展開なのに、味わえる。
壮大なストーリー。
完成したら、映画の実写化を望みたい。
物語が進んできた。重要なテーマが展開している。技巧派は武器を作ることでしか生きる道はないのか。技術、産業、経済という大きな課題に真正面に取り組もうとしているのか? 政治をどう扱うのか?
人物の心のヒダが温かく描かれている。武器も攻撃的闘いの道具ばかりではなく、癒し、護りの視点がある。
読みやすくて一度読み始めたら一気に読んでしまって気が付いたら日が暮れていました!
どんどん話が広がっていく感覚が読んでいておもしろく、早く続きが読みたくてしょうがないです。
今までいろんな小説を読んできましたが、話の流れは冒険系のわりと王道でありながら、ストーリー展開が独特で飽きさせない工夫がよくしてあるなあと思いました。
キャラクターの色も濃く、初見でも何度も読みなおして設定確認したりせずとも読み進められ、のめりこみやすい作品であると感じます。
背景設定はよく練られており、展開に応じて世界が広がっていく感じが素敵だと思います。
また物語の内容では、各章の始まりが凝ってて好みの演出でした。
固有名詞系の元ネタが分かるとちょっと嬉しくなります。
まだまだストーリは序盤の段階でのレビューになりますので魅力を表現しきれない部分はありますが、とりあえず読んでみて損するような小説ではないので是非一度読んでみれば良いのではないかなと思います。
今後の展開に期待しまして、最高評価させていただきます。