応援コメント

ウルスラの不安」への応援コメント

  • 重い空と、朝からやまない雨。人気の少ない長い回廊。
    高貴な兄妹のいる、ままならない状況を象徴しながらも、空気や心の湿度を感じ取れるような素敵な場面でもありました。
    三章も楽しみです。

    作者からの返信

    ご高覧ありがとうございます。
    イレスダートにも日本みたいな梅雨がありまして、ちょうどこの時期にある兄妹の別れが訪れていました……。
    そんなわけで(?)、もう一人の幼なじみの再登場でした!

  • こんにちは。

    ディアスも、なかなか複雑な男のようで……。
    自分はいつもどこかで諦めているのだと思う、か……。

    ウルスラ、可愛い妹さんですが、いつか政略結婚させられてしまうのかな、と思うと、ちょっと悲しくなりました。……しょうがないですけれど……。

    前コメント、女騎士ルテキアさんのことでした。💦

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ディアスは次男坊なので嫡子にはなれないし、幼なじみの聖騎士のように自分の感情に正直になれないというどうにも不器用な生き方をしてしまう男です。

    王に呼ばれて自分が不在の間に妹が嫁いでいたらちょっとショックですよね。せめて自分の目の届くところに……と思うお兄ちゃんです。


    なんと!ルテキアのことだったのですね!早とちりでした!おっちょこちょいですね(自分で言う)
    なんかいい文言が浮かばないので、ちょっと考えます〜。こんな感じ!っていうのがありましたら教えてください💦

  •  こんばんは、御作を読みました。
     ディアスはままならさを受け入れていて、しかし、ウルスラの笑顔も大事にしたい。難しいですね……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    もう一人の幼なじみであるディアスの再登場でした!
    上の兄とは母が違うのですがこのウルスラは一緒なので特に大事に思っているのかもしれませんね。ここで別れてしまった兄妹ですが、この二人も戦禍に巻き込まれていきます。

  • こちらはこちらで気になりますね。
    国王は、何を考えているのか。
    ディアスさんが王宮に出向いて、何を見聞きし、行動していくのか。
    元老院がここでも暗躍しているでしょうから……と考えると、うわぁぁと心の中で叫んでしまいます(笑)
    ウルスラちゃんの望みが叶う日が来ると良いのですけれど。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    もう一人の幼なじみにもそろそろ動いてもらわねばと、ディアスと妹ちゃんに登場してもらいました。
    ここからもう一人の幼なじみもストーリーに関わってきますし、ウルスラもまた後に出てきます。
    イレスダート国内では不穏ばかりなのですが、ディアスは国王になにを命じられるのか?三章もお楽しみいただけたら、嬉しいです。

  • 別視点での物語のはじまり。
    一体、城の王宮は何を企んでいるのやら。
    アナクレオンさんも、何を考えているのやら。
    曖昧模糊とした暗夜行路を行く感じですね^^;
    さて、謀略うごめく王都に行って、無事に済むのでしょうか……。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ご高覧ありがとうございます。

    もう一人の幼なじみを再登場早いうちに再登場させたかったので、この場面を差し込みました。
    主人公サイドも大変なことになっているのですが、一方その頃の白の王宮もゴタゴタしています。王が何を考えているのか、もう一人の幼なじみがどう関わっていくのか……三章の中盤以降に少しずつ明らかになっていきますので、引き続きお楽しみ頂ければと嬉しいです。

  • そういえばこの場面も、大好きな場面のひとつなのでした。
    雨の降る回廊での会話…というのが情景的に静かで物寂しく、雨期のすっきりしない湿度はディアスさんの胸中の憂鬱のようだし、降りしきる雨音はウルスラちゃんの心中の心細さのようだし、で…。
    離れた場所から主軸のふたりのことを思っている人たちがいて、主軸の物語の外で起こっているこうした出来事が描写される時に、朝倉さんのお話世界はそこで生きるすべての人の思惑が少しずつ嵌まり合って動いているのだなあと実感します。好きです。

    作者からの返信

    望灯子さん、ご高覧&メッセージありがとうございます。
    わぁ!そうだったのですね。ありがとうございます(^ ^)

    回廊での静けさの中で雨の音と兄妹のぽつりぽつりとした会話は、けっして雄弁ではないけれどもふたりの心情や関係性、互いを想う気持ちを描けていたら、と。

    群青劇を謳っているわけではないのですが、そこに生きる人たちのせかいはちいさくとも、けれどそのちいさなせかいがたくさん重なってできていると信じて。
    ‪一方その頃……の場面をついつい入れてしまうのですが、本筋ではなくとも後の話にも繋がる大事な場面でもあるので、そう言って頂けてうれしいです。‬