>相手の事情を知ってしまえばその身を案じるし、せめて手助けがしたいと思うことさえも傲慢なのだろうか
難しいところですね……。
できるだけの手助けであって、最後まで本当に付き合うということはないわけで、そうなるとない方が良いなんてこともありそうですし。
それにジルの妹以外も助けを求めるようになったら、見捨てる者が増えるかもしれませんし……
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
そうなのです。お人好しの幼なじみの聖騎士に似てレオナもジルたちを放っては置けないのですが、どう助けていいのか考えあぐねているようで。
一時的に助けたはいいものの、レオナも長くユングナハルにいられるわけでもないですし、その後の責任は取れないという。知り合い以外の全員を助けられるかといえば、それもまた不可能と。難しい問題です^^;
少女はジルの妹だったんですか。
そして、誰の子かわからない子を孕んでいるのですか。
うーむ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レオナたちが出会った少女はジルの妹でした!そして具合が悪かったのは身重のためで……。お腹の子の父親が不明だというなかなかヘビーな人生を歩んでいます^^;
編集済
こんばんは。
ジルも辛いな……、ずっと、働き、夜は……、という生活をしてきたのでしょう。まだ彼女だって若いのに……。
「レオナとジルでは生まれも育ちもちがい過ぎる。わかり合えるなんて思う方が厚かましいのだ。」
そうだと思います。
でも、レオナ王女はこのままで済ます人じゃない。信じていますよ!
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
ジルは決して恵まれているとはいえない境遇で生きてきました。自由奔放に見えた彼女ですが、どこかに逃げたい気持ちがあったのかもしれません。
そしてレオナ。ジルとは真反対の境遇で生きてきた姫様です。今は自分の意思で動けているとはいえ、何が出来るのか。同じ立場にはなれなくとも相手のことをまず考える、それがレオナの良いところの一つでもあります。