編集済
こんにちは。
「ランドルフは麾下の騎士たちを集めて宴をはじめたという」
おまえは、何も勘付かないで、そこで酒を飲んでなさーい!
グッバイ、ランドルフ!
騎士は馬車へ乗り込む姫君の手を取る。
(……とうとう、イレスダートを離れるんだわ。)
レオナの胸に、唐突に不安が押し寄せた。
レオナは不安を隠しきれず、幼馴染みの顔を見た。
ブレイヴは安心させるように微笑みをかえしてくれた。
「大丈夫だよ、レオナ」
「あなたがそばにいてくれるなら……。わたし、こわくなんてないわ」
ブレイヴは、視線で、こたえてくれた。
───何があっても、あなたを守ります、と。
二人はしばし、しっかりと見つめ合い、レオナは迷わず馬車に乗り込んだ。
これ、私の脳内。
王道♡ 好き♡
作者からの返信
コメントありがとうございます。
グッバイ、ランドルフ!
きっと聖騎士もおなじ気持ちだったと思います(笑)
わー!!!好き!!!!!
めちゃくちゃ好みの文章なのですが、どうしましょう!??まさしくレオナの心情そのものです🥰
よし!もうここで完でいいな!ハッピーエンド!おしまい!!聖騎士とヒロインは、聖騎士の国で末長く幸せに暮らしました!!!姫君は聖騎士に溺愛されてめでたしめでたし。
……すみません、そうはまだならないんです(号泣)
二章からジェットコースターな感じで進みますが、どうぞよろしくお願いいたします。
王女と騎士の物語、昔ながらの題材ですが、やはりこういう雰囲気のお話大好きです!
重厚な世界観が感じられるのと、冒頭の王女と騎士の再会のシーンが色鮮やかに思い描けて、グッと心に迫りました。
お話が動き出した感じで、これからも目が離せませんね。王様が何を考えて王女を寄越したのか‥‥危ないじゃん!とか思ってしまいました笑
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
騎士と王女の昔ながらのファンタジーの幕開けでした。冒頭の再会の場面は、ウェブの小説としては弱すぎる出だし……とはわかっているものの、どうしてもこの二人の再会のシーンは入れたかったので、嬉しいお言葉をいただけてほっとしました。
そうなのです。敵地に最も近いところに妹姫を寄越すなんて危ないんです(苦笑)とはいえ、レオナがブレイヴのところに行かないと話が始まらないのでともかくこれからが大変です。
ここまで読ませていただきましたが、王道・正統派という雰囲気の話ですね。
通常であれば王宮が一番安全なはずなのに、前線にいる者にレオナ王女を預けようとしたということは、国王が自国に何らかの異変を感じているということなのでしょうか。
相手国も主戦派停戦派といるようですし、幅広い人間関係も楽しめそうな気配があります。この後も楽しみにしています。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
戦地から離れた王宮はたしかに安全なのですが、戦争をしている国なので内部もだいぶゴタゴタしているため……というのが表向きの理由なのですが、伏線を色々仕込んでいますので後々明らかになってくる予定です。
書き直している非公開部分を含めると200話を超えている長編ですので、登場人物もとても多く、人間関係あれこれもたくさんです。
WEB向きではないストーリーとカチカチの文体で進んでいくおはなしですが、どうぞ続きも楽しんで頂けると嬉しいです。
編集済
「大人も楽しめるファンタジー」企画への参加ありがとうございます。
とても硬派な文体ですね。語彙が豊富で、知らない言葉が何度も出てきて唸らされました。
展開がスローテンポで、一つ一つの場面をじっくり描かれている点にもこだわりを感じられました。
騎士同士の密約など、登場人物の思惑が絡み合っている点も興味深いですね。
ブレイヴとレオナが無事に戦火を潜り抜けられるか気になります。
作者からの返信
瑞樹さま、はじめまして。
素敵な企画を見つけて参加させていただきました。
イレスダートの聖騎士のご高覧、ありがとうございます。お褒めの言葉もいただけて恐縮しております。
序盤がはじまったばかりですが、これからどんどん登場人物も増えて伏線などももりもりですので、どうぞ続きもたのしんでいただけたら嬉しいです。
こんばんは。
騎士と王女、王道の物語。
丁寧な文章でえがかれていて、とても重厚な世界観ですがわかりやすかったです。いい雰囲気出してますね~。
これからどうなるのか、また読みにきたいと思います。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
騎士と姫君の逃避行、これはまだまだ序盤であります。
剣と魔法と、あとは竜とか出てくる世界なのですがまずは権謀術数うずまく王宮をお目にかけられたかな?と思います。
ファンタジーも戦記もごちゃ混ぜ感ありありの話ですが、もち恋愛パートもありますので、ゆっくりとお付き合い頂けたらうれしいです。