正義のヒーローだけが信念を持ち、愛を守り、自身の正義を貫くんじゃない。悪の組織も信念を持ち、愛を守り、自身の正義を貫くそしてそれを誇っている。この小説は「正義だけ」がかっこいいという認識をぶち破り「悪の組織」にも愛する人や守りたいものがあることを教えてくれる。
ポップで王道だけれど王道強し
まさに、悪の総統(新人)からスタートして、周りに流され、もやもやしたものを感じながらも進んでいくお話です。主人公は高校生ですから、学校生活と悪の総統である二つの顔があるわけですが、それぞれで悩みな…続きを読む
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