北海道の雪景色を背景にした静かな別れの描写が美しく、読んでいるだけで冷たい空気が伝わってくるようです。短い言葉の応酬だけで二人の気持ちが痛いほど伝わる、抑制の効いた文章表現に引き込まれました。読後、しばらく余韻に浸ってしまう一編です。こんな人におすすめ切ない青春恋愛小説が好きな方、すれ違いの物語に胸を締め付けられたい方、短編でじんわり心に残る作品を探している方。
二人の声が雪の白に吸い込まれて消えてしまうようで、非常に切ない物語です素直に出てこなかった言葉は無自覚に棘を持ってしまう。傍から見たら些細な喧嘩なんですけど、当人同士だからこそその棘に過敏になってしまうんですよね。そういった恋愛のリアルが冬の寒さと一緒に突き刺さるあっという間に春になり、二人の関係は雪のように徐々に消えていってしまうのでしょうね。遠い先に、雪解け水として湧きあがり再び合流することもあるかもしれませんが余韻たっぷりの短編でした。オススメです
完結してるのに、続きを読みたくなる小説ってありますよね。これは男女の別れを描いた短編です。短いので描写される部分も少ないせいか、別れる理由にちょっと納得行かないというか。で、主人公になった気分で、なんで別れなきゃいけないんだ!みたいな気持ちになってしまうんです。余韻を残して終わってはいますが、私は続きが読みたい。もう一度付き合ってくれよー!!って。
どちらかが素直に思いを伝えていたら…今後の2人は変わっていたかもしれない。こういう「別れ」の話も、とても好きです。どうか、奇跡が起きて、2人が再会できますように!
東京に旅立つ彼女。 複雑な想いの彼。 愛してるからこそ素直になれない。 旅立の前日、ケンカになってしまう。 当日、最後の見送りに駅へ走る彼。 若い恋の物語です。
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