概要
【百合】その傷に触れた。それであなたが笑うから、私は……。
「あ、開いた」
夜の散歩が大好きな環希は、廃墟のテーマパーク『リトルソーラーステーション』で、一人の少女と出会う。
和奏。赤い宝石のループタイを身に着けた少女はそう名乗った。
「会う?」
「いいの?会いたい!」
その事を学校の友達に話すと心配されたけれど、環希は能天気に約束の場所へ向かう。
先に来ていた和奏は暇そうに夜空を見上げていた。
「なんで好きなの?」
二人は噴水に腰掛けてお話をする。
すると突然、
「環希はいなくなったりしない?」
急に和奏の様子がおかしくなり、苦しそうに胸を押さえだす。
そして、私の手をそこに当てた。
古傷。
「環希が撫でてくれれば」
和奏は言った。良い思い出。
環希は、そんな少女のことが放ってはおけなかった。
上書きじゃなくて仲直り。傷が証でも
夜の散歩が大好きな環希は、廃墟のテーマパーク『リトルソーラーステーション』で、一人の少女と出会う。
和奏。赤い宝石のループタイを身に着けた少女はそう名乗った。
「会う?」
「いいの?会いたい!」
その事を学校の友達に話すと心配されたけれど、環希は能天気に約束の場所へ向かう。
先に来ていた和奏は暇そうに夜空を見上げていた。
「なんで好きなの?」
二人は噴水に腰掛けてお話をする。
すると突然、
「環希はいなくなったりしない?」
急に和奏の様子がおかしくなり、苦しそうに胸を押さえだす。
そして、私の手をそこに当てた。
古傷。
「環希が撫でてくれれば」
和奏は言った。良い思い出。
環希は、そんな少女のことが放ってはおけなかった。
上書きじゃなくて仲直り。傷が証でも
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