概要
公爵令嬢を捨てた王都のほうが、やがて辺境になる。
「貴様は、ただ頷くだけでいい」
二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育のかたわら「北方支援費」の帳簿を任されていた。
だが、その金は北部を救うためのものではなかった。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。
不自然な支出を見つけたセシリアは、十歳の弟と領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。
婚約も家名も身分も奪われ、送られた先は北部の鉱山。
そこで誰にも守られない生活を始めた彼女は、やがて一冊の帳簿を直したことから、少しずつ必要とされるようになる。
一方、セシリアを切り捨てた王都は、物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。
全70話・完結まで執筆済み。
アルファポリスにて先行連載中です。
二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育のかたわら「北方支援費」の帳簿を任されていた。
だが、その金は北部を救うためのものではなかった。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。
不自然な支出を見つけたセシリアは、十歳の弟と領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。
婚約も家名も身分も奪われ、送られた先は北部の鉱山。
そこで誰にも守られない生活を始めた彼女は、やがて一冊の帳簿を直したことから、少しずつ必要とされるようになる。
一方、セシリアを切り捨てた王都は、物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。
全70話・完結まで執筆済み。
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