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概要
大雨と共に転がり込んできたのは、苦い思い出のアイツだった。
飄々売れっ子画家
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感情型押せ押せ文学生
「俺を、この部屋に、泊めろ、っつってんの!」
――全てはここから始まった。
大学発足時からあるボロ寮に一人で暮らす、
元美大生の流(リュウ)。
大雨の日、彼の部屋のドアを叩いたのは、
天井が抜けて濡れネズミになった
昔の知り合い・慧(ケイ)だった。
流は、困っている慧を放っておけず、
つい風呂を貸してしまう。
自宅が水浸しの慧は、
強引に流の部屋に居座ろうとする。
頑なに断る流。
何か理由がありそうだが――?
だが、まんまと慧に押し切られてしまう。
感情が忙しすぎる慧に振り回され、
なし崩し的に始まった、旧友との同居生活。
雨の音と絵の具の匂いに包まれた部屋で、
ふたりの時間が再び動き出す。
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