正月の朝、いつもの年賀状の中に紛れていた、見覚えのない差出人からの一枚。宛名は確かに自分なのに、その名前にはどうしても心当たりがない。ほんの小さな違和感から、静かに物語へ引き込まれていきます。年賀状を一枚ずつめくっていた頃の懐かしい空気と、冬の日の少し冷たい静けさも印象的でした。何気ない日常にふと紛れ込んだ、小さな謎。一枚の年賀状が残す不思議な余韻を楽しめる作品です。
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