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概要
ゲームを動かすプログラムは、存在しなかった。
システムエンジニアとして働く倉科英里奈の、ささやかな趣味はレトロゲーム。
ある三連休の初日、オークションで落札した「ゲーム100本まとめ売り」の中から、彼女は奇妙なファミコンカセットを見つける。
緑色のカセットに、黒いマジックで書かれた文字。
『とばりのおう』
検索しても、そのゲームについての情報は一切見つからない。
興味本位で起動すると、『共依存』という謎のメーカー名とともに始まったのは、ごくありふれた王道RPGだった。
ただし、登場する敵はすべて「トカゲ」。
さらに英里奈がROMの中身を調べると、そこにはゲームを動かすはずのプログラムが存在しなかった。
──それなのに、ゲームは動いている。
果たしてこのゲームは、誰が、何のために作ったのか。
これは、決して起動してはいけなかったゲームを巡る、三日間の物語。
ある三連休の初日、オークションで落札した「ゲーム100本まとめ売り」の中から、彼女は奇妙なファミコンカセットを見つける。
緑色のカセットに、黒いマジックで書かれた文字。
『とばりのおう』
検索しても、そのゲームについての情報は一切見つからない。
興味本位で起動すると、『共依存』という謎のメーカー名とともに始まったのは、ごくありふれた王道RPGだった。
ただし、登場する敵はすべて「トカゲ」。
さらに英里奈がROMの中身を調べると、そこにはゲームを動かすはずのプログラムが存在しなかった。
──それなのに、ゲームは動いている。
果たしてこのゲームは、誰が、何のために作ったのか。
これは、決して起動してはいけなかったゲームを巡る、三日間の物語。
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