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概要
高校卒業と同時にバラバラになった幼なじみ五人組
高校卒業と同時にバラバラになった幼なじみ五人組。彼らが子供の頃入り浸っていた裏山には、季節を無視して一年中花が咲く「時渡りの丘」があった。社会人になった主人公の前に、五年前に消息を絶った紅葉(もみじ)が、あの頃のまま丘に立っている。記憶は曖昧で、自分がなぜここにいるかもわからない。彼女の記憶は、疎遠になった仲間一人ひとりの中に散らばっているらしい――丘の花が一輪、また一輪と静かに開くたびに、消えていく彼女の時間が動き出す。
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