概要
既読だけ付けてください。返信はいりません
「既読だけ付けてください。返信はいりません」――夜だけ開く小さな代行屋に、そんな依頼が届いた。差出人は名乗らず、宛先は“いまも画面の向こうにいる誰か”。代行屋は、ただメッセージを送るだけの仕事は請けない。言葉が届かない理由をほどき、相手が“読める形”に整えてから渡す。依頼人が怖れていたのは拒絶ではなく、沈黙のまま終わることだった。既読は返事ではない。でも、返事に至る前の「生きている証」にはなる。代行屋は、既読だけを確実に生むための、少しずるくて、やさしい仕掛けを用意する。
ギフトを送ると作者が画面の向こうで小躍りします。周囲の安全を確認してからお送りください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「言葉」の裏を読み、「言葉」で本当の願いを叶えるお店のお話。
本作は、『言葉の代行屋』という一風変わったサービスをしているお店のお話です。
この社会において、色んな代行サービスがあります。家事代行、運転代行、買い物代行、退職代行……ここで死神代行と入れたいところですが、この場所は笑いを取る場所ではないので抑えます(抑えれてないやん)。
さて、本作の代行は、『言葉』。
いったい何をしてくれるのか?
文章生成?
翻訳?
そんなものはAIにさせれば良いのです。ストーリーラインのとおり、言われた通りの言葉を代わりに送信する代行でもありません。そんなものは、自動送信機能を使えば良いのですから。
本作の代行はきっと、AIには代行できない代行でしょう。
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