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概要
分かたれているから、人は争う——そう教わって、人を殺した。
統一暦二百七十九年、冬。帝国軍の小隊長レイヴァンは、「分かたれているから人は争う。合一こそが救いである」と説く一統の福音を、本気で信じていた。征服された小国の生まれでありながら、征服する側の剣として。
掃討。攻城。そして、王家の根絶やし。
信じたもののために働くほど、彼は少しずつ、自分が何になっていくのかを見失っていく。
これは、いずれ死ぬ男の話だ。
一人の子を守るために、故郷も、親友も裏切った——その手放せなかったものの記録
掃討。攻城。そして、王家の根絶やし。
信じたもののために働くほど、彼は少しずつ、自分が何になっていくのかを見失っていく。
これは、いずれ死ぬ男の話だ。
一人の子を守るために、故郷も、親友も裏切った——その手放せなかったものの記録
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