概要
今からお前に、とりあえず力を授けてみるにゃ
服を買いに来ただけの大学生・太郎は、モールのポップコーン販売機に名指しで話しかけられる。「復讐の時は来たれり♪」——歌っていたのは、機械に取り憑いた白猫の精霊・キキ。迎えに来ない相棒の黒猫・ククと、謎の「許可」の権限を持つ中二・まひるを巻き込んで、太郎はなぜか、町の"歪み"を直す係になってしまう。
武器はしょうもない。太郎はスマホで写真を五枚撮るだけ。ククは三択のカードを出すだけ(一枚だけ、なぜか説明しない)。まひるは「いいんだよ」と言うだけ。なのに、逆回りの時計台も、九億円を打ち続けるレジも、真似をやめた鏡も、なぜか片づいていく。
けれど町には、梨を浮かせて盗む男・凛と、いらない物ばかり集める静かな男がうろついていて——キキはなぜか、棚や箱に「収まりたがる」。そして、誰も座っていない一
武器はしょうもない。太郎はスマホで写真を五枚撮るだけ。ククは三択のカードを出すだけ(一枚だけ、なぜか説明しない)。まひるは「いいんだよ」と言うだけ。なのに、逆回りの時計台も、九億円を打ち続けるレジも、真似をやめた鏡も、なぜか片づいていく。
けれど町には、梨を浮かせて盗む男・凛と、いらない物ばかり集める静かな男がうろついていて——キキはなぜか、棚や箱に「収まりたがる」。そして、誰も座っていない一
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