概要
友達には長い一時間半。私にとっては、狐の少年と結ばれた奇跡の夜──
賑やかな夏祭りの夜。落としたへアゴムを探して戻ると、一緒だったはずの友達の姿はなかった。
極度の怖がりで、知っている人が誰もいないと固まってしまう私は、境内の隅で完全に迷子になってしまう。
孤独と不安で涙がこぼれたその時、目の前に現れたのは、狐のお面をかぶった少年だった。
私よりも少し背の低い、男の子。
でも、彼の着物の裾からは、あり得ない 《白い尻尾》が揺れていて──?
少年がくれた物の名前は『コハク』。
言葉を交わさない二人の、不思議で愛おしい、夏の星夜の道中記。
友達にとっては必死で私を探していた、長い長い一時間半。
だけど私にとっては、狐の少年と心を通わせ、結ばれた───生忘れない一時間半の物語。
極度の怖がりで、知っている人が誰もいないと固まってしまう私は、境内の隅で完全に迷子になってしまう。
孤独と不安で涙がこぼれたその時、目の前に現れたのは、狐のお面をかぶった少年だった。
私よりも少し背の低い、男の子。
でも、彼の着物の裾からは、あり得ない 《白い尻尾》が揺れていて──?
少年がくれた物の名前は『コハク』。
言葉を交わさない二人の、不思議で愛おしい、夏の星夜の道中記。
友達にとっては必死で私を探していた、長い長い一時間半。
だけど私にとっては、狐の少年と心を通わせ、結ばれた───生忘れない一時間半の物語。
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