概要
与えていたのは、力だけじゃなかった。判断する基準さえも。
ノアのスキル名は「感覚付与」。ギルドの鑑定士はこれを「制御不能な垂れ流し、戦闘には無価値」と評した。
パーティを組んだ仲間に自動でこの力は発動し、剣も魔法も天才的に扱える。だが誰も、それがノアの力だとは気づかない。ノアは、まともに実力を発揮したことはなく、「要領が悪い」と見られ、本人もそれを疑うことなく受け入れていた。
そんなある日、ノアは作戦ミスを責任転嫁され、パーティを追放される。「向いてなかったんだろうな」と反論もせず、辺境へ移り住む前に、せめてもの糧にと立ち寄った王都図書館。そこでノアは、誰にも分け与えていない自分の力に、生まれて初めて出会うことになる。
あらゆる書物を読み解いていくその姿に、司書長は思わず呟いた。
「貴方は一体、何者なのですか」
※毎日22:10更新、小説家になろうにも投稿
パーティを組んだ仲間に自動でこの力は発動し、剣も魔法も天才的に扱える。だが誰も、それがノアの力だとは気づかない。ノアは、まともに実力を発揮したことはなく、「要領が悪い」と見られ、本人もそれを疑うことなく受け入れていた。
そんなある日、ノアは作戦ミスを責任転嫁され、パーティを追放される。「向いてなかったんだろうな」と反論もせず、辺境へ移り住む前に、せめてもの糧にと立ち寄った王都図書館。そこでノアは、誰にも分け与えていない自分の力に、生まれて初めて出会うことになる。
あらゆる書物を読み解いていくその姿に、司書長は思わず呟いた。
「貴方は一体、何者なのですか」
※毎日22:10更新、小説家になろうにも投稿
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