概要
大義を成そうとする者、道半ばで記憶を失う。
古くから、その目的の為に全てを費やし、仲間や物資を掻きめて準備し、いざ大義を成さんと行動を始めたある指導者たる男は、しかし記憶を失ってしまう。
それは元の人間にとっての『死』を意味する。
人間とは、環境が作り上げるモノ、それがまっさらに書き換えられた時、人間は本来歩むべきはずだった『有り得ない未来』へと向けて進んでいくことができる。
これは、本来決して起こり得なかった、歴史の特異点と呼べる物語である。
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