概要
終わらせたはずの初恋は、上司になった幼馴染によって再び動き始める
武藤晴明、28歳。
目立つことが苦手で、穏やかな日々を過ごしていた彼の前に、本社から新しい部長が赴任してくる。
その人物は、十五年前に自分から距離を置いた幼馴染――時川巧夜だった。
子どもの頃、兄のように慕っていた「タク兄」。 しかし今の彼は、誰もが認める優秀な上司になっていた。
「武藤くん」
会社ではそう呼ぶ巧夜が、二人きりになると昔と変わらない優しい声で名前を呼ぶ。
十五年前、二人の間に何があったのか。
閉じ込めていた十五年前の記憶が、少しづつ蘇っていく――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人間の心の揺れ動きに着手した美しいヒューマンドラマ
ナツガタリ応援になります。
晴明と巧夜は幼馴染で両片思い。
言葉をかけられずに離れたあの日から数年。巧夜は晴明の上司として職場へ移動してくる。
うわー好みのオフィスラブだ!と歓喜していたら、過去編が非常に丁寧に綴られており、読む手が止まりません。
心理面描写が細かいので視点の変わる巧夜Sideではなるほど、こんなこと考えていたのねタク兄…とニヤニヤしっぱなし。
そう簡単にくっつかないのがBLの世界。二人の間には色々な問題があり、ここはオイシイシーンですよね、という所でも鋼の自制心が働いて何もない。(お預け)
しかしこのオイシイシーンの積み重ねが晴明の隠してきた、忘れたふりをしてきた「初恋」…続きを読む