きみへの恋心が募っていって、告白しようとするまでの葛藤が、透明感のある体当たりの文体で詠まれていて、こころの襞に染み込んできました。6首目。言えないが 積もった想いは 泥のよう 「僕だけを見て」 言えればいいのに泥のように重くなっていく片想い。それでも主人公の「僕」は、徐々に吹っ切れたように、自分の思いを告げようと気持ちを強めていきます。読み進めるほど、「僕」を思わず応援したくなる、秀逸な片想いの短歌集だと思いました。【レビューコンテスト応募】
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