★
0
概要
世界を救った翌日も、全人類に嫌われていた。
氷魔法の適性、測定不能。実力、建国以来最強。性格、建国以来最悪。
王立魔法学園に入学した平民の少年シリル・ヴィンターホルトは、入学式開始12分で全校生徒と教職員を敵に回した。歴代最速記録である。
口癖は「フッ……」。貴族の誇りも、努力家の涙も、熱血漢の友情も、等しく冷笑する。ただし嘘は一度もつかず、実力の評価だけは敵味方問わず正確。つまり――最悪なのに、信用だけはできてしまう。それが人類の悩みの種だった。
魔獣の大群は一秒で凍らせる。大火災は死傷者ゼロで止める。遭難者は全員救助する。それなのに、感謝される直前に必ず余計な一言を言うため、好感度は問題を解決するたびに氷点下を更新していく。学園新聞には毎週「シリル好感度指数」が掲載されている。上がったことは、ない。
そんな中、世界のすべてを白く凍
王立魔法学園に入学した平民の少年シリル・ヴィンターホルトは、入学式開始12分で全校生徒と教職員を敵に回した。歴代最速記録である。
口癖は「フッ……」。貴族の誇りも、努力家の涙も、熱血漢の友情も、等しく冷笑する。ただし嘘は一度もつかず、実力の評価だけは敵味方問わず正確。つまり――最悪なのに、信用だけはできてしまう。それが人類の悩みの種だった。
魔獣の大群は一秒で凍らせる。大火災は死傷者ゼロで止める。遭難者は全員救助する。それなのに、感謝される直前に必ず余計な一言を言うため、好感度は問題を解決するたびに氷点下を更新していく。学園新聞には毎週「シリル好感度指数」が掲載されている。上がったことは、ない。
そんな中、世界のすべてを白く凍
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?