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概要
一日七分労働、昼寝自由、お菓子食べ放題。妖精にとっては奴隷労働です。
戦士が背負う大剣。
弓使いの弓と矢筒。
魔道士の杖に、神官の聖典。
果ては占い師の水晶玉まで。
持ち主が望んだ場所に装備を吸着させ、必要なときには簡単に取り外せる魔道具――正式名称、随意装着式魔導吸着具《ピタリウム》。
通称、“例のアレ”。
冒険者なら誰もが一度は使ったことのある世界的ヒット商品は、妖精国にある王立第一魔導具製造所で作られていた。
工場を統括するのは、妖精国唯一の人間である工場長・土黒幸太郎。
その隣には、現場監督にしてエキスパートスタッフへと転職した元女王ティターニア。
そして工場の門前には、今日も現女王アリアが率いるデモ隊が集まっていた。
「一日七分も働かせるなんて、妖精虐待よ!」
「昨日は五分で帰っただろうが!」
「残り二分を今日に繰り越したの
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