始まりの一首から強烈に引き込まれてしまいました。暗室での一幕。切り取られた夏。移り変わる時代の流れ。指先に残る残滓に何を思われたのか。結びの一首を読んだ後、もう一度。もう一度と、読み直したくなる。そんな素晴らしい十首でした。読んでいる間、私には煩いほどの蝉の音が聞こえたような気がしました。
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