概要
嗚呼、聖母マリアよ
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!読んでいて苦しくなるが読んで欲しい
読んでいて苦しくなる作品でした。
それは決してこの文章が暗いからではなく、作者が自分の中にある答えの出ない問いを何度も何度も見つめ続けているからだと思います。
「時間を止める」とか「時間を戻す」は、誰もが一度は夢見る願いだと思います。それを老いや家族という現実に重ね、「どちらも救いにはならない」と結論づける視点には、高校生とは思えない冷静さと同時に、ある意味高校生にしか出せない青臭さがありました。この2つが同居するのは非常に稀有であると思います。
特に親が老いていくことへの戸惑いや嫌悪感を、美化せず率直に言葉へ落とし込んだ部分は胸に刺さります。
一方で、この作品は物語ではなく思索に重き…続きを読む