概要
今度は誰も死なせない。成り損ないの鑑定士と死ぬはずだった仲間たちの物語
誤鑑定から生まれた災害級神格『玄日』に日本は呑まれた。仲間も、名前も知らない誰かも失った西条実鹿が目を覚ますと、そこは十七歳の誕生日。
――鑑定局の白い部屋だった。
幼い頃に名前のない神に触れ、「カミサマ」と鑑定されながら、何の神かも定められないまま閉じ込められてきた少年。
その視界に浮かぶのは、誰かの生存値と、秒読みで減っていく選択肢。
あの日死んだひとが、今は朝食を運んでくる。
今度こそ死なせないために。
鹿の面をつけた神依様は、はじめて自分で扉を開ける。
―――――――――――
◆西条実鹿🦌
神格鑑定特例第一号として局内で管理される《神依様》。不幸を引き寄せる性質と、選択肢によって未来へ干渉する《神託》を持つ。自身に対して後ろ向きの性格。
◆成久猫々🐈
二級神格鑑定
――鑑定局の白い部屋だった。
幼い頃に名前のない神に触れ、「カミサマ」と鑑定されながら、何の神かも定められないまま閉じ込められてきた少年。
その視界に浮かぶのは、誰かの生存値と、秒読みで減っていく選択肢。
あの日死んだひとが、今は朝食を運んでくる。
今度こそ死なせないために。
鹿の面をつけた神依様は、はじめて自分で扉を開ける。
―――――――――――
◆西条実鹿🦌
神格鑑定特例第一号として局内で管理される《神依様》。不幸を引き寄せる性質と、選択肢によって未来へ干渉する《神託》を持つ。自身に対して後ろ向きの性格。
◆成久猫々🐈
二級神格鑑定
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!圧倒的な疾走感と臨場感でありありと語られる、ヒトとカミサマ(?)の物語
公式シェアワールド「神格鑑定局」に連なる作品です。しかし他の神格鑑定局作品を読んだことがない私でも、物語のテンポを損なわない程度に世界観の説明が少しずつ開示されていくので、スムーズに読み進めることができました。
本作の一番の魅力は、ミステリアスでちょっと不気味な世界観で繰り広げられるアクションを圧倒的な疾走感と臨場感で描いているところだと思います。
神格鑑定局作品に限らずローファンタジー作品全般は、現実には存在しない事象を如何にしてテンポを損なわずに読者に説明していくかという所に難しさがあります。しかし本作ではスピード感を持ったまま、敵対する存在の不気味さ・恐ろしさがこれでもかと表現されて…続きを読む