日本の漫画が、なぜ世界で「MANGA」と呼ばれるほど独自の存在になったのか。絵巻物や江戸の出版文化から、近代の新聞・雑誌、戦後のストーリーマンガ、少年誌や少女漫画、同人文化、アニメやデジタル展開まで、その成り立ちと広がりを丁寧にたどっていく評論です。漫画を単なる娯楽としてではなく、「時間を読む」「物語を生み出す」ための仕組みとして捉えているところがとても興味深いです。普段何気なく読んでいる漫画が、どのように形づくられ、なぜ世界へ広がっていったのか。日本の漫画文化を改めて考えるきっかけになる作品です。
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