概要
「帝国からの手紙が届きました」「分かった、燃やせ」
人間と魔族が争い続ける国境地帯。
面倒ごとを嫌う公爵ユージーンは今日も昼寝の予定を邪魔されながら、魔族との小競り合いへ向かう。
そんな最中に王都から届いた知らせは、ユージーンに王位を継承せよというものだった。
ただしそれには条件がある。
「妃を迎えよ」
だが、ユージーンは過去に誓いを立てていた。
「妻には毒の効かない女性を迎える」
普通なら見つかるはずもない条件。
しかし彼の手元には一枚の奇妙な紙があった。
『どんな条件でも魔族ならば大丈夫! ご希望に沿う相手を派遣いたします!』
こうしてユージーンは、敵である魔族軍へ花嫁を探しに向かう。
小国の王位継承の裏に潜む、大国の思惑を退けるために。
本来はちょっとした意趣返しのつもりだった、一年間だけの契約結婚。
それがやがて帝国に
面倒ごとを嫌う公爵ユージーンは今日も昼寝の予定を邪魔されながら、魔族との小競り合いへ向かう。
そんな最中に王都から届いた知らせは、ユージーンに王位を継承せよというものだった。
ただしそれには条件がある。
「妃を迎えよ」
だが、ユージーンは過去に誓いを立てていた。
「妻には毒の効かない女性を迎える」
普通なら見つかるはずもない条件。
しかし彼の手元には一枚の奇妙な紙があった。
『どんな条件でも魔族ならば大丈夫! ご希望に沿う相手を派遣いたします!』
こうしてユージーンは、敵である魔族軍へ花嫁を探しに向かう。
小国の王位継承の裏に潜む、大国の思惑を退けるために。
本来はちょっとした意趣返しのつもりだった、一年間だけの契約結婚。
それがやがて帝国に
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!殺伐とした背景なのに、ゆるい主人公と軽快なツッコミが面白い
とても面白かったです。
主人公ユージーンが、賢くて力もあるのに怠惰を決め込もうと頑張るのも、ツッコミの冴えた側近スコットとのやり取りもとても面白いです。
ユージーンが髭を剃ったり、剃らなかったりするような、緩めのオジになった背景が気になるけれど、かつては英雄で今は公爵で、なぜか国王のおハチが回ってきたわけで。
仕方なく妻が必要になって、名案とばかりに魔族の契約妻グレーテを迎えるけれど、その子がまた個性的で、前向きかと思えば天然でとても面白いです。
異種族婚姻譚ではあるのですが、敵対しているはずの魔族とはそれほど憎み合ってもおらず、グレーテの言動が、ユージーンの過去に柔らかく刺さっていく…続きを読む