概要
悪魔が暴いたのは、爆弾より醜い僕の本性だった。
目が覚めた瞬間、僕はぼんやりとした頭で天井を見上げていた。窓から差し込む光はやわらかく、朝だということを穏やかに告げていた。いつもなら憂鬱なはずの月曜日だけど、今日は少しだけ気分が違った。昨夜、会社で評価されたことが嬉しくて、久々に安眠できたのかもしれない。
洗面所で顔を洗ったあと、鏡の前で軽く髪を整える。僕の顔はよく“中性的で可愛い”と言われる。自分でもそう思う。まるで少女漫画の主人公みたいに整っていて、ほんのり色白で、目が大きい。正直、この顔は気に入ってる。だって、これのおかげで誰からも「いい人そう」だと思われるから。中身の僕がどんなに腹の中で他人を見下していても、誰もそんな風には思わない。
駅へ向かう途中、スマホを開いてSNSを軽く流し見る。フォロワーの誰かが「爆弾事件の報道が
洗面所で顔を洗ったあと、鏡の前で軽く髪を整える。僕の顔はよく“中性的で可愛い”と言われる。自分でもそう思う。まるで少女漫画の主人公みたいに整っていて、ほんのり色白で、目が大きい。正直、この顔は気に入ってる。だって、これのおかげで誰からも「いい人そう」だと思われるから。中身の僕がどんなに腹の中で他人を見下していても、誰もそんな風には思わない。
駅へ向かう途中、スマホを開いてSNSを軽く流し見る。フォロワーの誰かが「爆弾事件の報道が
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