概要
その神は、資源か、意思ある者か
神格(カミ)が実在し、国家がそれを鑑定し、等級をつけ、"資源"として管理する世界。
異能対策部 観測課の鑑定士・相馬恭一は、ある神を「格付け不能」と判定する。番号で呼ばれ、囲われ、絞り取られてきた一柱——その最も深いところに、相馬は"意思"を聴いてしまう。
神は、資源か。意思ある者か。
たった一つの問いが、査問廷を、世論を、立法を、そして国境を越えた条約を揺るがしていく。相馬の武器は、剣でも権力でもない。ただ、聴くこと。命じるのをやめ、神の意思に耳を澄ますこと。そして、番号ではなく、名を贈ること。
世界を変える方法は、最初に聴いた一柱が教えてくれた。急がず、絶やさず、一柱ずつ。
異能対策部 観測課の鑑定士・相馬恭一は、ある神を「格付け不能」と判定する。番号で呼ばれ、囲われ、絞り取られてきた一柱——その最も深いところに、相馬は"意思"を聴いてしまう。
神は、資源か。意思ある者か。
たった一つの問いが、査問廷を、世論を、立法を、そして国境を越えた条約を揺るがしていく。相馬の武器は、剣でも権力でもない。ただ、聴くこと。命じるのをやめ、神の意思に耳を澄ますこと。そして、番号ではなく、名を贈ること。
世界を変える方法は、最初に聴いた一柱が教えてくれた。急がず、絶やさず、一柱ずつ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!役所が神様を管理したら?――そこから始まる深い問い
神様を測定して管理する、という設定がまず面白かったです。昔から人間は星や海や地震まで数字にして理解しようとしてきましたが、もし神様まで数値化できたら、たしかに役所はこうなりそうだなあと妙に納得しました(笑)。
特に気になったのは相馬と鷺沼です。十二年間の師弟関係が、信頼なのか利用なのか、どちらか一つではなく「両方本物」というところが怖くて好きでした。白黒ではなく灰色というのは、混ぜれば簡単にできますが、物語で描くのは難しい色だと思います。
そして題名の「名を待つ神々」が読み進めるほど重く感じます。番号で保存される神々と、自分が何者かを自分で決めたい神。神様の話なのに、会社や学校や社…続きを読む