概要
私の数千万円の資産で浮気相手を養っていたヒモ夫。
バレンタインの日、夫の田辺怜司は「会社で急な会議が入った。遅くなる」と言った。
けれど夜八時半、スマホに入れていたスマートドアベルのアプリから、異常検知の通知が届いた。
画面を開いた瞬間、東京・北区にある古い分譲マンションの玄関で、怜司がひとりの女を壁に押しつけてキスしているのが映った。女は両脚を彼の腰に絡め、ほとんどぶら下がるようにして抱きついていた。
「怜司、ここって奥さんのお母さんが遺した部屋でしょ。もし急に来たらどうするの?」
しばらくして、怜司はようやく女から顔を離した。その声には、隠す気もない侮りが滲んでいた。
「心配いらない。凛は今ごろ店で手いっぱいだ。それに、仮に見られたところで何だっていうんだ。あいつには実家もないし、子どももいない。俺以外に、誰があんな女を
けれど夜八時半、スマホに入れていたスマートドアベルのアプリから、異常検知の通知が届いた。
画面を開いた瞬間、東京・北区にある古い分譲マンションの玄関で、怜司がひとりの女を壁に押しつけてキスしているのが映った。女は両脚を彼の腰に絡め、ほとんどぶら下がるようにして抱きついていた。
「怜司、ここって奥さんのお母さんが遺した部屋でしょ。もし急に来たらどうするの?」
しばらくして、怜司はようやく女から顔を離した。その声には、隠す気もない侮りが滲んでいた。
「心配いらない。凛は今ごろ店で手いっぱいだ。それに、仮に見られたところで何だっていうんだ。あいつには実家もないし、子どももいない。俺以外に、誰があんな女を
ギフトありがとうございます!とても励みになります。これからも面白い物語をお届けします!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?