概要
聖者は嘆き、犬は仕え、猫はだいたい寝ている。
人と猫と犬が同じ知性を持った世界で、紀元元年の宣言「猫と和解せよ」が成立して、二千年と少したった現代。
その二千年、聖鈴和解教会は各地の揉め事と和解を、『和解教会史』として綿々と編んできた。本作はその一巻――はるか昔の和解の記録に、現代の教会書庫番・犬飼が、古い台所帳や宝物庫目録を片手に、身も蓋もない註をつけて回る〔校訂註釈本〕である。
偉人の正体はだいたい猫か犬。引かれる聖句はだいたい出典不明。それでも、鈴はいつもちゃんと鳴る。
歴史上の人物・家・事件を、一つずつ。編纂と、聖句と、註で綴る、一話完結の連作。
その二千年、聖鈴和解教会は各地の揉め事と和解を、『和解教会史』として綿々と編んできた。本作はその一巻――はるか昔の和解の記録に、現代の教会書庫番・犬飼が、古い台所帳や宝物庫目録を片手に、身も蓋もない註をつけて回る〔校訂註釈本〕である。
偉人の正体はだいたい猫か犬。引かれる聖句はだいたい出典不明。それでも、鈴はいつもちゃんと鳴る。
歴史上の人物・家・事件を、一つずつ。編纂と、聖句と、註で綴る、一話完結の連作。
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