概要
聖女の愛は平等です。——たった一人を、除いて。
世界のすべてを、平等に愛する。
それが歴代最強と謳われた聖女シルフィーの、たった一つの信条だった。魔の全てを通さぬ結界を張り、彼女はすべての人を等しく救う。
——ただ一人。救われるべきだった、同い年の青年を除いて。
救えなかったその人の手にかかり、聖女は死ぬ。
恨みではなく、悔いだけを抱いて、彼女は祈った。
「今度こそ、あの人も救わせてください」
時が、巻き戻る。
二度目の生。まだ幼い彼を、彼女は捜し出す。世界を愛したまま、あの子も、みんなと同じように救うために。
それが——平等だった愛が名前を変えていく、長い長い物語の始まりだった。
それが歴代最強と謳われた聖女シルフィーの、たった一つの信条だった。魔の全てを通さぬ結界を張り、彼女はすべての人を等しく救う。
——ただ一人。救われるべきだった、同い年の青年を除いて。
救えなかったその人の手にかかり、聖女は死ぬ。
恨みではなく、悔いだけを抱いて、彼女は祈った。
「今度こそ、あの人も救わせてください」
時が、巻き戻る。
二度目の生。まだ幼い彼を、彼女は捜し出す。世界を愛したまま、あの子も、みんなと同じように救うために。
それが——平等だった愛が名前を変えていく、長い長い物語の始まりだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!聖女であるが故の彼女の宿命。皇子は世界を変えられるのか?
序章からいきなり聖女が殺される展開に驚きました。初期のエピソードではまだ仲の良さそうなシルフィーとアレクシスが、どのような経緯で殺人に至るのか気になります。
大規模な結界を張っている聖女様に任せきりの国。それを享受し、慕い平和を願う者がいる一方、退屈を感じる者もいる、という皮肉。
また、彼女の優しさ以外を知らないが故の綻びなど各所に散りばめられていて、それもまたリアルで痛烈です。義務だけでは守り通せないものもある、という事でしょうか。
今後どのように物語が動いていくのか興味を引かれました。
拙作へのレビュー、コメントもありがとうございます。