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概要
捨てられた闇の神子、溺愛されます。
『光の神子』と『闇の神子』。
光は世界に生ける全ての命を明るく照らし、闇は死後の魂が迷わず穏やかでいられるように導き眠らせる。
だが、闇の力を宿す神子、ノワールは疎まれていた。
「近寄らないで!呪われた子!」
「死の臭いが移るわ……恐ろしい」
皆がノワールを蔑み、まるで災厄を見るような目を向ける。
そして、それは婚約者すらも同様だった。
「忌々しい闇の神子、ノワール・ローゼンベリア! このオブスキア王国第二王子、セドリック・オブスキアはここに宣言する。貴様との婚約を、今この瞬間をもって破棄する!」
言葉を失い、好奇の視線の中、一人立ち尽くすノワールの細い肩を横から抱き寄せた女性は高らかに告げる。
「ご高潔なる第二王子殿下は、闇の神子をご所望ではないという。ならば、私が貰い受け
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