概要
いにしへに いと深き森 大猩猩在り その血を継ぎし ゴリ太郎かな
ゴリラとバナナ。
カクヨム短歌賞10首連作部門応募作品なり。
鰐もすなる短歌といふものを、大猩猩もしてみんとてするなり。
(訳:鰐も書くという短歌というものを、ゴリラの私も
試しに書いてみようと思って書くのである。 )
鬼と大猩猩の戦ひにはあぢきなければ
鰐と大猩猩の戦ひにせまほしく
ただの鰐にはあぢきなければ
ドリルをつけき。
(訳:鬼とゴリラの戦いじゃつまんないから
ワニとゴリラの戦いにしてみたくて
ただのワニじゃつまらないから
ドリルをつけました。)
カクヨム短歌賞10首連作部門応募作品なり。
鰐もすなる短歌といふものを、大猩猩もしてみんとてするなり。
(訳:鰐も書くという短歌というものを、ゴリラの私も
試しに書いてみようと思って書くのである。 )
鬼と大猩猩の戦ひにはあぢきなければ
鰐と大猩猩の戦ひにせまほしく
ただの鰐にはあぢきなければ
ドリルをつけき。
(訳:鬼とゴリラの戦いじゃつまんないから
ワニとゴリラの戦いにしてみたくて
ただのワニじゃつまらないから
ドリルをつけました。)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ふん(笑)。なに、これ?
57577というのは、とてもむずかしくて、ただ、57577の枠内に、文章を詰め込めばよいという話ではない。その点、この10首連作は独特のリズムを生み出していて、57577でつなげる意味が生じている。まず、その点を評価したい。
つぎに、言及したいのは、10首連作の3と4の関係。実にすばらしい。3に対する4の切り替えしがおもしろい。文章で人を笑わせるのはむずかしい。笑ったら負けである。だから、いま、レビューを私は書いている。3と4が書けた時点でこの作品は成功であるし、私はこの作者のほかの作品も読みたくなった(実際にけっこう読んで評価した)。才能を感じたのだ。
まあ、むずかしい話は抜きにして…続きを読む - ★★★ Excellent!!!迷作を華麗に通り越した怪作!審査員も思わず二度見するに違いない
桃太郎を大胆に換骨奪胎し最後まで勢いだけで駆け抜ける怪作。
パワーワードの応酬に笑わされながらも、祖母を救うという王道の冒険譚は意外なほど筋が通っており、不思議と最後には達成感まで謎に味わえます!!
古語調と筋肉とバナナという絶妙に噛み合わない組み合わせが、作品全体を唯一無二の世界へとプッシュアップです!!
古典和歌っぽい言葉遣いを貫きながら、「ゴリラ」「バナナ」「ラリアット」が平然と混ざっている。この格調高さとバカバカしさの落差が笑いになっています。
そして個人的に一番笑ったのは、
実芭蕉(バナナ)
です。
「実芭蕉」という漢字表記を使うことで、急に文学作品みたいな顔をするの…続きを読む