概要
届け、真実の愛よ!――ただしお届け先では大惨事。
開花から四回日が沈み、花を閉じ、十三回目の日にまっすぐ立ち上がる。幾百もの細いガラスの針を植え付けたような繊細な光の繭――わたげ。花言葉は「離別」。そして、新たなる旅立ち。黄金色の特別なギフトをまとった綿毛は、空気の流れに乗り、愛しい「あなた」が待つ窓の開いた教室へと流れ込む。――届け。真実の愛よ。植物の命を懸けた壮大な旅路が、エアコン未設置の教室で最悪の結末を迎える、感動(?)のコメディショートショート。
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