概要
その音に、濁点がついていたのかは、もう、わからない。
『ぶーちゃん』は、みんなのあだ名だった。
『ふーちゃん』は、私だけの呼び名だった。
あの頃、私はまだ、恋を知らなかった。
優しくて、ぽっちゃりしていて、みんなに愛されていた幼馴染。
いつの間にか、誰かの“好きな人”になっていた彼。
呼び名と一緒に、変わっていったもの、変わらなかったもの。
恋になる前に終わってしまった、幼馴染のほろ苦い想い出を描いた短編です。
『ふーちゃん』は、私だけの呼び名だった。
あの頃、私はまだ、恋を知らなかった。
優しくて、ぽっちゃりしていて、みんなに愛されていた幼馴染。
いつの間にか、誰かの“好きな人”になっていた彼。
呼び名と一緒に、変わっていったもの、変わらなかったもの。
恋になる前に終わってしまった、幼馴染のほろ苦い想い出を描いた短編です。
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