概要
嘘つきな僕らの、世界で一番誠実な両思い。
高校二年生の佐藤遥希は、断れない性格が災いし、大学生の兄からマッチングアプリの返信代行を押し付けられてしまう。
偽りの自分として、二十歳の大学生を名乗る【サクラ】さんとやり取りを続ける日々。
そんな彼の心の支えは、同じ料理部に入部してきた一学年下の後輩、佐倉かのんだった。
誰にも媚びず、凛とした立ち居振る舞いの彼女。遥希はいつしか、画面の向こう側のサクラさんに、現実の彼女の面影を重ねていた。
「土曜、お会いできませんか? どうしても、お話ししたいことがあるんです」
サクラさんの真剣なメッセージに、遥希は決意する。
不誠実な嘘を終わらせるため、本当の自分をさらけ出して、今日、この場で嫌われよう、と。
――だが、駅前の時計台で待っていたのは、白のワンピースに身を包んだ、
偽りの自分として、二十歳の大学生を名乗る【サクラ】さんとやり取りを続ける日々。
そんな彼の心の支えは、同じ料理部に入部してきた一学年下の後輩、佐倉かのんだった。
誰にも媚びず、凛とした立ち居振る舞いの彼女。遥希はいつしか、画面の向こう側のサクラさんに、現実の彼女の面影を重ねていた。
「土曜、お会いできませんか? どうしても、お話ししたいことがあるんです」
サクラさんの真剣なメッセージに、遥希は決意する。
不誠実な嘘を終わらせるため、本当の自分をさらけ出して、今日、この場で嫌われよう、と。
――だが、駅前の時計台で待っていたのは、白のワンピースに身を包んだ、
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?