概要
明け方の夢の中で、父からの電話が鳴り響く。
明け方、眠りの底から鳴り響く電話。夢の中、受話器の向こうにいたのは、十年前に亡くなった父だった。樹になったのだと語る父の声は、どこか曖昧で、遠い。その言葉を受け止めきれないまま、わたしはかつての記憶へと引き戻されていく。最期の時間、交わした言葉、触れられなかったもの。夢と現実のあわいで、わたしは父にもう一度触れようとする。
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