概要
「先生」と呼ぶな。俺たちはもう、師弟ではない。
これは、魔力を取り戻すための契約だった。
けれど四日目、七日間の意味は反転する。
----------------------------------------------------------
魔力を失い、杖すら握れなくなった元魔術師ビビは、
かつての師匠、ルーカスの元を訪ねる。
しかし、彼の余命はあと七日だった。
魔力の貸与を断られたビビだったが、彼はある提案をする。
「七日以内に、俺が君を妻に選ぶ理由を作れば、
すべての魔力を相続してあげよう」
(……魔力のためなら、私に惚れさせてみせる!)
魔力を取り戻したい元弟子と、余命七日の元師匠。
彼が隠していた二年前の真実が明かされるとき、
余命七日の契約は、彼の執着と、彼女自身も知らなかった願いを暴いていく――。
------
けれど四日目、七日間の意味は反転する。
----------------------------------------------------------
魔力を失い、杖すら握れなくなった元魔術師ビビは、
かつての師匠、ルーカスの元を訪ねる。
しかし、彼の余命はあと七日だった。
魔力の貸与を断られたビビだったが、彼はある提案をする。
「七日以内に、俺が君を妻に選ぶ理由を作れば、
すべての魔力を相続してあげよう」
(……魔力のためなら、私に惚れさせてみせる!)
魔力を取り戻したい元弟子と、余命七日の元師匠。
彼が隠していた二年前の真実が明かされるとき、
余命七日の契約は、彼の執着と、彼女自身も知らなかった願いを暴いていく――。
------
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!第1話からすごい!立ち上る過去の絆と未来への渇望
まず、第1話の構成がすごいです。ヒロイン・ビビが魔力を失っていること、師匠ルーカスが瀕死なこと、2人には過去の師弟関係があることが、自然に伝わってきます。
そしてルーカスがあと七日間の命、この間に結婚して魔力を相続しなければならないということで、時間進行によるサスペンスを生み出しています。
桐山さんの作品は、『婚約破棄は完了しました(略)』と、『誰からも愛されない魔女(略)』を拝読しましたが、全部第1話の構成が見事だなと思います。
読み進めていくごとに過去10年にわたるルーカスとビビの思い出が屋敷のあちこちから立ち上ってくるようで、ビビの気持ちに合わせてもうすぐルーカスが死んでしまうこと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!そりゃないよ!お師匠様!! 読後また読み返したくなる良作!
あと7日で死ぬから、魔力を相続したければ自分を籠絡してみせろという、大魔術師のお師匠様、ルーカス。
とある事情で魔力を失い、魔術を使えなくなった主人公、ビビは、ルーカスの強大な魔力を目当てに、その課題に取り組みます。
さて、ビビちゃんはどうやって師匠を籠絡するのか。
お掃除?手料理?はたまた…色仕掛け?
あらすじの時点で想像が膨らみますが、物語はズバズバとそれを裏切っていきます。
あれもいらん、これもいらん、そんなんで俺を落とすつもりか、と続く塩対応に次ぐ塩対応。
段々とビビちゃんが可哀想になってきて、「あんた、籠絡される気あんのかい」と思えてくる。
その本心はなんなのか、ビビちゃん…続きを読む