概要
リアルじゃ後輩、ゲームじゃ相棒――カップルだとは、まだ言えない
そいつは学園のお姫様と呼ばれていた。友達もいないゲーマーの俺とは別世界の住人だった。
なのにゲームの中で出会い、パーティーを組んで、冒険を繰り返し――
――そして、2年。
「……あ。もしかして先輩、私に『あーん』してもらえると思いました?」
「……思ってねえよ」
「思ってる顔してましたぁ~! 可愛いですね、先輩? 女の子と食べ物シェアするだけでドキドキしちゃうんだ~♪」
「うるせえな! 俺はただ、周りに見られたらうるさくなると思って――」
「それじゃあ――誰も見てないところで、してあげますね?」
「「「絶対付き合ってるじゃん!!」」」
付き合ってない!
確かにいつも一緒にいるし、同じ家に住んでるし、弁当の中身も一緒だけど、付き合ってはないから!
なのにゲームの中で出会い、パーティーを組んで、冒険を繰り返し――
――そして、2年。
「……あ。もしかして先輩、私に『あーん』してもらえると思いました?」
「……思ってねえよ」
「思ってる顔してましたぁ~! 可愛いですね、先輩? 女の子と食べ物シェアするだけでドキドキしちゃうんだ~♪」
「うるせえな! 俺はただ、周りに見られたらうるさくなると思って――」
「それじゃあ――誰も見てないところで、してあげますね?」
「「「絶対付き合ってるじゃん!!」」」
付き合ってない!
確かにいつも一緒にいるし、同じ家に住んでるし、弁当の中身も一緒だけど、付き合ってはないから!