概要
死んだ弟の冷蔵庫には、帰れなくなった人たちの地図が隠されていた。
弟の遺品整理をしていた柏木澪は、冷蔵庫の野菜室から七枚の紙を見つけた。
そこにあったのは、観光案内でもメモでもない、妙に具体的な線と短い書き込み。
閉店したパン屋。古い団地。橋の下の自販機。
弟の元恋人・朝倉汐里とともにその痕跡を辿るうち、澪は、誰かが途中で置き去りにした時間と、自分の中で止まったままのものに向き合うことになる。
弟はなぜ、こんなものを残したのか。
小さな痕跡を辿る先で、言えなかったことの輪郭が少しずつ浮かび上がっていく。
そこにあったのは、観光案内でもメモでもない、妙に具体的な線と短い書き込み。
閉店したパン屋。古い団地。橋の下の自販機。
弟の元恋人・朝倉汐里とともにその痕跡を辿るうち、澪は、誰かが途中で置き去りにした時間と、自分の中で止まったままのものに向き合うことになる。
弟はなぜ、こんなものを残したのか。
小さな痕跡を辿る先で、言えなかったことの輪郭が少しずつ浮かび上がっていく。
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