概要
コースト王国の王都学園で、本日めでたく、卒業を祝うパーティーが行われていた。国王陛下、並びに妃殿下、そしてこの国の重鎮を招いて、和やかにそれが行われていた。しかしそこへ、学園を卒業する生徒の一人であるライス・ナパリ・コースト王太子殿下が、エリス・マーガリン・サーズデイ公爵令嬢との婚約を破棄するという。突然のその発言に場内は騒然とした。殿下の傍らには少女の姿があった。悲しげに瞳を潤ませる聖女エミリー。ライス殿下は語る。エリス・マーガリンは聖女エミリーを侮辱し、耐えがたい苦痛を与え、とんでもない事をしてしまったのだと。それはとんでもない事をしてしまった。集まった者達は口々に囁いた。未来の王妃となる存在。大変名誉な事である。その様な立場にあるサーズデイ公爵家のご令嬢の醜聞。会場の雰囲気は異様なもの
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