概要
忘れられた皇女に恋したのは、恋ひとつ告げられない生真面目な近衛でした。
母を亡くし、七歳で山奥の宮へと送られた皇女・凪子。
父である帝にも忘れられたまま十年、神に仕える「浄座の御子」として、静かな日々を送っていた。
そんな彼女のもとへ、ある日、都から勅使が訪れる。
命じられたのは、都の穢れを祓う神事への出仕。凪子は久方ぶりに山を下り、華やかな都へと向かうことになった。
そこで彼女を守ることになったのが、生真面目な近衛・早瀬。
御簾越しの碁、不器用な気遣い、さりげなく差し出される贈り物。
誰にも期待せずに生きてきた凪子の心は、実直な早瀬の優しさに少しずつほどけていく。
一方、凪子に惹かれていく早瀬もまた、自分の想いに気づいてしまう。
けれど、相手は皇女。敬うべき存在である彼女に、近衛の自分が恋心を告げることなどできるはずもない。
そして、凪子を政治の道具と
父である帝にも忘れられたまま十年、神に仕える「浄座の御子」として、静かな日々を送っていた。
そんな彼女のもとへ、ある日、都から勅使が訪れる。
命じられたのは、都の穢れを祓う神事への出仕。凪子は久方ぶりに山を下り、華やかな都へと向かうことになった。
そこで彼女を守ることになったのが、生真面目な近衛・早瀬。
御簾越しの碁、不器用な気遣い、さりげなく差し出される贈り物。
誰にも期待せずに生きてきた凪子の心は、実直な早瀬の優しさに少しずつほどけていく。
一方、凪子に惹かれていく早瀬もまた、自分の想いに気づいてしまう。
けれど、相手は皇女。敬うべき存在である彼女に、近衛の自分が恋心を告げることなどできるはずもない。
そして、凪子を政治の道具と
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