このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(55文字)
何だ、このタイトル!カッコ良い😳!!!最近のタイトルで内容がわかるってくらいのクソ長いタイトルが大キライだ💢センスが無さすぎる。腐っている。このタイトルはカッコ良い。ブレードランナー。AKIRA。それに、匹敵する。
イエス「Heart of the Sunrise」を再生。初めて聞く曲だ。アップテンポなビートに早引きのギターが心地よい。シンセサイザーが神秘的な雰囲気を醸し出す。ズコズコ。タピオカミルクティーのにおいが漂ってきそうなポップな文体が楽しい。ヒロインの胸の内に生まれた思い。その思いの強さをBGMが加速させる。その時私はヒロインと思いを一つにした。読み心地楽しい一作です。
もうすぐ血の制裁が行われるという話です。ただし、正義の鉄槌です。いろいろな事情とか情感とか、どうでもいいので、サクッと済ますのです。交際関係を解消してやり、ラムネの瓶で彼氏の頭蓋を粉砕する。そして、主人公はビー玉を手にするのでしょう。読者は、募るその予感に痺れます。この物語は、別れ話の恋愛話なんです。でもそんなことより、むやみに面白い。本当です。読めばわかりますから。本当です。