第4話 子宝の薬
「『真如伝〜紫禁城で涙に暮れる復讐の王紀』の第40話『子宝の薬』という話が本当に今の世相を表しているのよ」
飛騨亜礼先生、メガネ先生もアイスコーヒーを飲みながら、立川市の伝統野菜の「東京うど」が入ってる、名物のお茶菓子の『うどパイ』を食べていた。
「この先帝の妻の
「怖いですね。後宮の
メガネ先生が歴史マニアの側面を発揮して解説してくれた。
なかなかの切れ味である。
「更に、皇帝はあまり台頭しては困る家臣の娘である孫貴妃(上から二番目の序列の
「実に、ヤバい話ですね」
メガネ先生は感想をいう。
「これを現代社会に例えたら、打つと一年程度、免疫が低下するインフルエンザお注射を庶民をテレビCMと御用医師で洗脳して接種させ、病気にかかりやすくして、お金儲けをする製薬会社がいる。更に、女性の癌が予防できるという某お注射で女性を一生、懐妊できなくするというか、薬害で車椅子になるという人口抑制が行われている。インフルエンザお注射は某豊成財団の助成で研究されていて、効果が全くなく、薬害しかないという結果が1980年代には出て、それを期に、日本では定期接種は無くなり任意接種になり、また、それを否定する論文が出て、テレビ洗脳で庶民はまた騙され、ほいほい冬になったら打ちまくっている。お注射打つから免疫が低下して、インフルエンザに罹ることを見抜ける庶民は二割ぐらいかな。これに後で気づいても、接種時に同意書にサインしてるし、任意接種だから、あくまで自己責任になる。騙される庶民が悪いという事になる」
「ただただ、ヤバい完全犯罪ですね」
メガネ先生としてはそういう感想しか言えなかった。
しかし、中華時代劇には現代社会の実際の陰謀が詰まってる。
賄賂や献金だとか、ハニートラップで中国になびいたり、クルド難民やアフリカ移民を推進する日本の議員も多いし、世の中、最近、おかしくなってるし。
飛騨先生は無言で、今度はどら焼きを食べている。
平和である。
中華時代劇の効用 坂崎文明 @s_f
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。中華時代劇の効用の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます